今日もメチャクチャ暑かったですね。釣りに行くパワーも出ませんよ。
この調子では9月に入るまでは野外活動が辛そうです。
あっ、我が家は先程までBBQ(野外お好み焼き)でした ( *´艸`)
余計な話は置いときまして、今回はルアーのカラーについて講釈を垂れてみます。と、偉そうに書きますが、私自身は「釣果に色は関係無い!」っと、常日頃周囲に漏らしております。クソ真面目に魚の気持ちを考えて悩む事もありませんが、運が良いのかそれなりに釣れます。
昔、世間では天候・水質などの状況でルアーカラーを選択させ購買意欲を高めるマーケティング戦略もありましたが、今では釣具屋に行けば、やっと「人間のセンス」でルアー選びを楽しむ時代にもなったのだと感じさせます。リアルカラー(ベイトに似せた)に限らず、ゼブラ等のデザインセンスに訴えかける商品も幅を利かせているようです。折角のルアーフィッシングなのですから、そのような自分に合ったセンスの品を選んで釣りをしましょう。くれぐれも意味の無いカラー選択に惑わされないようにして下さい ( *´艸`)
またちょっとズレてしまいました (*´Д`)
こんなん書いたら売れなくなってしまいますがな,,,,
[膨張色と収縮色]
膨張色(進出色)
環境にもよりますが輪郭が滲み、実際より大きく(膨張)見える色。
イエロー オレンジ ホワイト レッド
ただ、魚にとってどれだけの意味を持つのかは恐らく永遠に不明。
収縮色(後退色)
コントラストがはっきりし形状が美しく見える。
膨張色と比較すると小さく見えるように錯覚する。
ブラック ブルー グリーン
余談になりますが皆様は縁日等で見かけるカキ氷で好みは何になるでしょうか?
私は断然 ミゾレ ですが、うちの子はピンク(イチゴ)が好きです。次いで グリーン(メロン)になります。子供は本能で派手な色を選んでいるようで、地味なミゾレは必ず避けています。シロップによってカキ氷の量が違って見えるからです。子供は本能的に量の多い方に飛びつくようで膨張色に好んで群がります。ヒーローやキャラクターも派手な色がウケるようです。
個人差もありますが年齢を重ねると地味な食材を好むようになるのは、見え方による錯覚も一役買っているかもしれません。
[蛍光色]
紫外線が当たると綺麗に光ります。
UVライト光を照射(左側)するとこのように見えます。
一説ではある種の魚は鳥のように紫外線が見えるのだそうです。
※下段は蛍光色ではありませんので光ってるのはホログラムの反射です。
[魚種・状況によるカラー選択]
一般論としては朝・夕マズメでは蛍光色が有利となると考えられます。朝夕は太陽の可視光線よりも紫外線の方が優位な時間帯であり、蛍光色がより鮮明に見えるからです。同じように暗い深海、月夜でも同じ原理が働くものと思います。逆に天候の良い、クリアな環境では輪郭がはっきりするナチュラルなブルーやブラックが映える事になります。
ただ、どんなにリアルに再現しても自然界には絶対に存在し得ない、そうこれは「ルアー」なのです。ましてや蛍光色など私が魚なら一目散で逃げ出します。それに簡単に食らいついてしまう魚は、普段から
「そこまで深く考えていない」のでしょう。
冒頭に述べていますように、私の経験上はカラー選択によって釣果に蚊程の差も感じません。
そしてメーカーのように「深く考える」ような事は無く、魚のように一生懸命に「適当」なのです。
[ルアーフィッシングにマッチ・ザ・ベイトはあり得ない]
フライフィッシングにおいて「マッチ・ザ・ハッチ」と呼ばれる言葉があります。ハッチ=羽化であり、熟練した技術を駆使してその時、羽化する川虫を毛バリで超リアルに再現するのです。この時の渓魚は他の餌を一切喰わない事から、かなり高度なフライタイイング技術が必要となります。フライフィッシングにおいて、この「マッチ・ザ・ハッチ」させることと、クソ難しいキャストが、高いゲーム性と奥行きをもたらしています。
♯によっては吐息程度で見失う程小さく軽く、目が痛くなります。
ルアーの世界はどうなのかと申しますと、どんなに人間目線でリアルに仕上げても本物とは大きく違います。拘れば拘る程に本物の魚からはかけ離れた存在となります。あんな煩い物が泳いでたら、もしも私が魚なら一目散で逃げ出します。ルアーフィッシングは、「この偽物で魚が釣れた!」っという部分に面白さがあるのだと思います。魚を釣る手段の一つである事に間違いはないのですが、無機質である以上は玩具で釣っているのです。ですから[ルアーフィッシングにマッチ・ザ・ベイトはあり得ない]になります。
ルアーで大きさやカラー、アクションを大まかに「イミテート」する事は可能ですが、「マッチ」はさりげなく現実的ではありません。
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