『10セルテート2500R』
最近のライトな釣りの生命線になっています。しかしメンテナンスを行う度に思うのですが、洗っただけで直ぐに水が入ってしまい少々面倒臭いです。
「ローター内部もガンガン洗って下さい」みたいな感じでしたが、そんな事したら大変です。今の16セルテートは知りませんが、この10セルテートは構造上の問題があるので防水性が極めて低いのです。多少水が入ったくらいでは大した問題とならない場合もあるので気が付かない事もあるかもしれません。
今では当時のメーカーの誇大広告と、誰かさんのレビューに見事に釣られたなぁっと思います。
ずっと以前から水が入っている事に気が付いていましたが、今日は流石に分解する事にしました。
私は釣りから帰ると、先ずは子供達にクーラーボックスの中身を見せます。手掴みで直接魚に触れる喜びを感じさせ、ある程度次回の釣りに行き易い環境を整えるのです。
それからタックルや道具を全て車から降ろします。短時間であれ、釣り道具を車内に残す事はしません。真夏の炎天下の中、車中に道具を放置するとラインは勿論ですが、ロッドやリールも大きなダメージを負う事になりかねません。必ず屋内へ仕舞うようにしています。
子供の注意を獲物に向けてからロッドを繋ぎ、リールを取り付けたままジャンジャン洗います。
洗浄後はロッドを素振りしタオルで拭き上げ、リールを軽くバラして終了です。
マグシールドのオイルが問題無くても画像のように浸水します。
クラッチ部にも水滴がついています。
真水が入った程度では若干ザラついたり「ごわー♪」っと鳴るようになるだけで、直ぐに使えなくなるわけではないのですが気分は悪いですね。流石に塩水は不味いと思いますので波を被ったりする釣りには使えませんが、限られたフィールドでなるべく優しく扱っています。
メンテナンスと言っても、クラッチ引っこ抜いて全体を数日乾燥させれば十分です。
今回はマグオイルも少し漏れていた為に新しい物に入れ替えました。
もう少ししっかりとした防水性能と各所の耐久力があれば、良いリールだったのかもしれませんね。
私の場合は道具の良し悪しが解るまでに長い年月が掛かります。
本当に優れた品は一生物として扱えますが、そうで無い物には厳しいのです。
それでも壊れるまでは大切に使用したいと思います。
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