その① ボディ素材を硬く比重の大きなウッド材へ変更。今まで以上に水への絡み付きが良くなっています。ロッドワーク(ジャーキング等)を行わなくても、
「ミノーのようにリーリングのみでの誘い出し!」その開発スタンスは変えず、より万人向けへと進化できたと思います。逆風の状況での飛距離は最後尾までウェイトが移動する重心移動のインジェクションルアーに劣ってはしまいますが、アクションを損なわない程度に最大限テール重心にて設計されています。
リールはハイギア仕様を強く推奨しております。ロッドの目安はルアーの自重+20~50g程度のスペックを確保してください。キャスティングのルアーウェイト表記はジグとプラグでMaxが異なるロッドメーカーも御座います。インジェクションルアーと異なり水の抵抗が大きいために80g以上のプラグにはパワーH以上(尚且つファーストアクション)をお勧めしております。なぜウッドなのか? 折角の大切な場面において着水時~ジャーキング中にルアーが飛び出し、水面を転がる…ラインがフックに絡まり回収。

このトラブルがインジェクションルアーには多く、時にターゲットは勿論、アングラーへも多大なストレス、チャンスを逃す大きな原因となります。キャスティング~ロッドワーク技術を養えば補えはしますが、ペンシルベイトでの釣りのハードルを上げる要因のヒトツでもあるかと…しかし比重の大きなウッドボディなら、自然と水をしっかりと掴み、前述したようなトラブルが非常に起こりにくいのです。ただ天然素材を用いるためにどうしても微細な個体差が生まれます事はご了解下さい…
適合フックについての記事
その② 下地処理(防水)、トップコート(クリア塗装)を見直し吸水によるクラック、塗膜の劣化や剥離への対策を行いました。フックサークルや岩にぶつけたり、魚にかじられたりは仕方ありませんが、通常使用においての強度はアップさせております。
その③ ノーズ(ラインアイ)部のリベットをステンレス化、テールウェイトはバリの無い磨きウェイトを装備させています。見た目の質もグレードアップ!!!

その④ 長年、このスペックでのウッドプラグではあり得ない価格を守って参りましたが、原材料等全て物価が上がりまして維持が困難になりかねず、値上げする事になりました…何卒ご了承下さい。現行在庫品に関しては値上げは御座いません。
今後も宜しくお願いします。
※これ以降生産されますのは全て上記のバージョンアップ版になります。モデルによっては素材との相性が良くなく、挫折し開発~生産を終了する可能性もあります。デザイン、仕様など(廃止を含む)予告なく変更する場合があります事、ご了解下さい…。
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