既に今更感がありますが、一応販売している以上は簡単にですが載せてみます。
釣り全般、フックはとても重要な役割を担っているのですが、完璧と呼ぶに相応しい物は存在しないかと思います。
100%バラサナイ、、、このような事は事実上不可能ですね。
「可能な限り、ベストな形へと持って行く。」これを目指す訳です。
釣果は運に振り回される事も多くありますがキャッチ確率を上げる努力、
それに伴う楽しみ、喜びもあるのではないでしょうか?
今回は新作JIG
Little Squid 浅場の小悪魔これ専用に作って参ります。
道具を揃える
闇雲に揃えるのではなく、必需品以外、ある程度搾ったほうが後々整理に困らない。
初めのうちは楽しくて、あれやこれやと何社・何種ものフックやラインを買い揃えがちです。
しかしながら経験上は闇雲に作っても将来殆ど使わない
作品が多くを占めるようになります。
取り敢えず、対象魚やジグに合わせたフックとラインだけを選びます。

フックはそれ専用でなくても、小物相手なら安価な餌用でも構いません。
一部には「ケン付き」等の折れやすく不適なフックもありますので使わないようにします。
R-15~R-23のスロータイプのジグにはフッキング重視が良いでしょう。
RS、RSJシリーズは中堅クラスのホールド性も考えます。などと、イメージを膨らませるのは本当に楽しいです。

スレッド、ボビン、リングやスイベル。
実際に使うパーツも用意します。

ライン選びのコツはフックの太さに対して、なるべく同等かそれ以下を選ぶようにします。
~~lbだ何だと悩む事はありません。
但しサワラ等の歯物相手だと意図も簡単に切られますので特別なラインを用意しましょう。
メタルワイヤーでのアシストフック作成は機会があれば載せてみます。
作る前に考える
先ずは対象のジグにフックを合わせてバランスを見ます。
位置によってはジグにフックが抱きついて釣りになりませんので確かめます。
ジグに抱きついてしまったフックに
魚は絶対に掛かりません。十分に考慮します。
フックの位置が決まったら必要な長さにラインを切り出します。
SJF-41 1/0
アシストライン 80lb
溶接リング
作る
バイスは安物で十分です。
これも2,000円程度でしたが、1,000本以上は巻いてますが当然壊れるような事はありません。
一段目は密に丁寧に巻いていきます。
ここで瞬間接着剤を少量塗るのですが、粘度に注意しないとラインに浸み込んでしまいます。
ラインが硬くなると折れ易くなり強度低下を招きますので注意が必要です。
また
せき糸(スレッド)も同様に切れ易くなる為に慎重に浸みこませます。
失敗したらやり直す勇気も必要です。

毛を生やしてみます。
この後1往復(あまり太くならないように)程度巻き付けてエンドノットにて処理します。ハーフヒッチ数回でOK。
ノット部に接着剤で緩み止めを施し、毛を処理して完成です。

同様にテール側、スプリットリングタイプを造りました。
此方は「がま」の伊勢尼14号です。
取り付け実際に取り付けて、抱きつかないか?魚が掛かりそうか?考えてみます。

色々グリグリ弄ってみます。

実釣が楽しみです。
冒頭で述べましたが私は自分の販売するルアーに関して細かな説明を行っておりません。
ルアーフィッシングをより深める為に些細な事でも各々で試行錯誤し挑戦してみてください。
ありがとう御座いました。
コメント