ウッドルアーの管理に関する検索結果が多いようです。注油に関しては問合せを頂いた事もあります。
知らん顔もできませんので簡単ですが再度アップさせて頂きます。
ウッドルアーは、その構造上インジェクションルアーとは異なり海水(塩分)が抜け難くなっています。
使用後はなるべく早く貫通穴より
ぬるま湯を十分に通し長時間乾燥を行わねばなりません。
フロントとテール穴から水が出るようにスイベル穴より水道水を流し込みます。
ここまでは以前の記事
取扱説明 を御覧下さい。
心配だったら、その後に
ぬるま湯を同様な手順で流し込みます。
水道水で塩分をある程度溶かし、
ぬるま湯で完全に除去するイメージです。
理想ではフック等は取り外しておくのが良いですが私は乾燥し易いのでそのまま洗います。
スイベル穴より
「ふっ」っと息で内部の水を飛ばします。
ある程度水を抜いておかないと、水が詰まった状態(蓋)では乾燥が著しく遅くなります。
その後はヘッドを下にして直射日光の当たらない場所に吊るします。
ウッドルアーは木製ですから長時間水に漬けっ放しは止めてください。
次期や天候にもよりますが1週間放置する事もあります。
完全に乾燥させたら注油を行います。
オイルはリール用の安物で十分ですが、CRC556等に代表される「サビ落とし」浸透潤滑剤はコーティング(樹脂製品)を痛めたりしますので推奨致しません。 
赤矢印の箇所に少量注油します。多いとベタベタするので注意。
必要とあらば、フックやリング類の点検と交換も行って下さい。

これで次回の釣行へ安心して向かえます。
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