漁網による釣りへの影響を考える


今朝、私の立っていたポイントには岸壁から120m程の距離に、岸と水平に仕掛けが入っておりました。目印の旗の間隔から推測すると、長さは500m程でしょうか?

以前は漁師の網が入っていると、正直な気分としてはムカついたり損した気分になりました。
網(仕掛)は私達釣り人からすれば本当に気分が悪いのです。しかし漁師さんにも生活があるわけですし、業権の無い私達、一般の釣り人の方が部外者であると認識しなければなりません。
全ての仕掛け網が釣りに影響を及ぼす訳では無いので、ある程度は見抜いて気楽に、または効率良く回避しましょう。

 間違っても文句を言ったり、船に向かってルアーを投げたり、仕掛けを勝手に引き上げたりしないで下さい。
そのような行動は魚釣りができなくなる大きな原因となります。



 釣り人目線で書いていますが、漁業を否定している訳ではありません。


・トローリング
船で疑似餌を引っ張って釣ります。
大きな船団ですとエンジン音にて警戒心が増す場合がありますが、岸から近距離で行っている場合は「そこに反応がある」事を意味します。掛かれば引き上げていますから、魚種の確認ができたりします。
流している仕掛けが長い場合がありますから、オマツリにならないようにキャストしましょう。


・烏賊、貝、蟹カゴ
特徴は一定間隔で旗が立ち並び、その下にカゴが沈んでいます。一度投入されると長期に渡り同じ位置に配置されています。特に釣りに影響はありませんが、ロープにベイトが集まってしまう為、捕食者達までそこに付いてしまいます。
仮設のポイントとなるわけですが、殆どが届かない位置に投入される為にナブラが遠のき釣り難くなります。


・刺し網
魚の通り道に夕方から早朝にかけて仕掛けられる結構厄介な網になります。
網の目の大きさ規模にもよりますが、そのタナを通過する魚は捕獲され、更に多大な警戒心を与えてしまいます。
回遊魚は絶望的であり、早朝にかけて接岸する魚も難しくなります。
目印(旗等)の区間はなるべく避けるようにし、定期的に網が打たれる場所は期待も小さいので避けます。
ジグを引っ掛けないように素直に避けましょう。


・曳き網
1隻~2隻程度で網を引っ張って漁を行います。
ショアから目撃するのは主にシラス、サヨリ等を狙って表層を引っ張ります。
エンジン音、網による水圧・波等で通過後は草一本残りませんが、おこぼれを狙ってか回遊魚が追尾している事も稀にあります。
回遊魚への影響は短期的ですが、イワシ等のベイトが居なくなるので寂しくなります。


・受け網
夜の漁となりますから高光度の投光器で海を照らされてテンションが爆下がりします。
殆ど移動せずに一晩中照らされますので、不快感を覚えたり眩しかったらその場を離れます。
夜は明るい光が目に入ると足元が見えなくなり大変危険です。


・定置網
フロートを沢山備えた巨大な仕掛け網になりますから、すぐに見つけられます。
一度設置されるとそこを通る魚全てに、長期的に多大なダメージを負わせます。
先ずは地形等から、影響を及ぼしかねないと思われる沿岸は取り敢えず避けます。
設置には莫大な費用が掛かり、また網の洗浄等の経費も掛かる事から設置箇所は非常に優れた魚の回遊路となります。
これさえ無ければ・・・と思う良ポイントが沢山ありますが、仕方ありませんね。


・花火
夏の風物詩で私も大好きなのですが、沿岸部の大きな花火大会後は釣れません。
光と音の振動で警戒心が増すようです。




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